作ったものを中心に

ジャニーズにハマってしまったデザイナーの私が作った非公式グッズを中心に

キスブサコスプレでキスブサを観るという行動

キスマイを友人や同僚に勧める際に1番使えるツールが『キスマイBUSAIKU』なのはキスマイ担の人達にとっては至極当然の事実。

私もキスマイを勧める際には必ずと言って良いほど『キスマイBUSAIKU』を入り口に据える。

メンバーの名前が必ず出るし、一人一人に時間が割り当てられるからキャラも掴みやすい。何より順位を付けられるという本人達にとっては辛い状況が、キスマイのグループとしての色を分かりやすくしてくれる。

辛さや残酷さが面白さに転じてしまうのもアイドルらしさだな、と思う。

 

そうこうしてキスマイに、というかキスマイBUSAIKUに興味をもった友人達とキスブサを観る会をしようという運びになった。

せっかくなら何か特別な事をしたいなと。

キスブサを観る会の参加者には全員ジャケット着用、ノーカラー禁止、持っている場合は蝶ネクタイを持参する事を義務付けてみた。

いわゆるドレスコードだ。

蝶ネクタイを持っていない子の分は好きなメンバーを聞いてメンバーカラーで私が作る事にした。

こんな調子で。

 

そしてこれが目玉↓

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キスブサの名札風バッジだ。

素材は全て牛革。BUSAIKUの文字と中心に入る名前の部分はアイロンプリント用の布に出力している。

裏の写真が無かったのが残念なのだが、ピンも自作している。

 

普通にトレースして紙に出力してパネルに貼って安全ピンでも後ろに付けたらもっと似てる物が作れたに違いないけれど、私達は大人だから高級感を出したり、無駄に手間やデザイン性を掛けた仕上がりにしたかったのだ。

レザーショーで革を使用したドレスの製作を請け負って〆切を終えた後だったので革の端切れがいっぱい身近にあったのもひとつの理由だけれど。

 

かくしてこれを身に付けてキスブサ鑑賞会は始まり、このバッジは友人達を驚かし、非常に楽しいひと時を過ごす事ができたのだけれど、そもそもなぜコスプレをしてしまったのか。

キスマイファンとしてはマイコになったつもりで観るべきだろうに。

迷いなく、相対するより同化を取った自分のヲタク思考に少しがっかりした翌日の朝だった。