藤ヶ谷太輔くんに歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲
あまり心待ちにしてる方はいないだろうが、実は今回がこのシリーズ中一番書きたかった記事だ。 第三弾、藤ヶ谷くんに歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲はTRICERATOPSの「2020」
TRICERATOPSは3ピースバンドとは思えない程厚みのある骨太のロックを聴かせるテクニック、リフを多用したノリの良いサウンドやメロ、強烈に愛おしい男の子像を文体にした様な歌詞など魅力の多いバンドだと思う。
ギターボーカルで作詞作曲を担当している和田唱氏は私にとっては小学校時代からのアイドル的存在でもある。*1
和田唱氏は近年ジャニーズアイドル達への楽曲提供もするようになった。
SMAPなら「ココカラ」の作詞作曲。
キスマイなら「SNOWDOMEの約束」の作詞。
山Pなら「原始的じゃナイト」の作詞。
和田氏の歌詞の中に出てくる「僕」は時にカッコつけたり自意識過剰だったりワガママだったりするが、総じて皆素直で可愛らしくて彼女へのリスペクトを忘れない。
和田氏の歌詞の中には私の中にある「理想の彼氏像」がずっと存在しているのだ。
「2020」はその最たる楽曲だと思う。
2020年の夜明けに映る
僕らどんなんだろう
流行りの服で君に変わらず
歌って聞かせるような
そんな僕で居たいのさ
この曲がリリースされたのは2003年、貼っているPVには現在はもう無い同潤会アパートが写っている。
この曲の中の2020年とは当時28歳の和田氏にとっての17年後という事になる。
28歳の17年後は45歳。完全なおじさんの年齢をイメージしたのだろうか。
17年というリアルだけど遠すぎる未来に想いを馳せるラブソングであるこの曲はなんとも噛み締めたくなる静かなロマンチックさに溢れている。
2番の歌詞は過去から現在の僕は君が居たから在るのだと歌っている。
仕事や人生の話をしている様子で、それを勝手にキスマイに当てはめたりしても面白い。
藤ヶ谷くんにこの曲を歌ってもらいたい理由は二つある。
一つ目は藤ヶ谷くんには素敵な彼氏の唄を歌ってもらいたいな、という個人的な希望だ。
藤ヶ谷くんに対して私は「誰かの彼氏」というイメージを常に持っている。*2
その「誰か」の位置には絶対に自分がシュミレートされる事はない。
「〇〇ちゃんの彼氏、この間紹介してもらったけどすごい気使える人でびっくりした!かっこいいよねー」
という話を後日聞いて、ふーーんそうなんだね。と私は聞き流す。私の住む世界に彼を入れ込むとしたら、私と藤ヶ谷くんの関係はそんな感じじゃないかと思う。
二つ目は和田氏の歌詞と藤ヶ谷くんの声の親和性。
キスマイの「SNOWDOMEの約束」を聴いた感想の一つは和田氏の歌詞と藤ヶ谷くんの声のマッチングの良さであった。
和田氏の声はウェットで藤ヶ谷くんのとは似ていないのだが、藤ヶ谷くんの高いけどドライで男の子らしい声色は和田氏の歌詞の中にいるロマンチックで少し女々しい男の子像とピタっとハマる。
キラキラとLEDみたいに発光するアイドルのファンタジーな世界観もよいけど、偶には良く使い込んだ革のお財布みたいに光る「リアルな男の子に抱きたいファンタジー」を歌ってみて貰いたいな、と思った。
しかも藤ヶ谷くんは現在、2020を歌った当時の和田氏と同じ28歳!
ぜひ17年先を歌ってみて貰いたい。
17年先となると、2032年で語呂が悪いけど、そんなイメージで!歌ってみて貰いたい。
*1:非ジャニを含む担当をJCっぽくここに書いておく。神担:GRAPEVINE田中 担当:Kis-My-Ft2北山 副担:TRICERATOPS和田
*2:キスマイBUSAIKU!?のせいかもしれない