中島健人くんに歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲
今回は◯◯に歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲シリーズ第2回。
ジャニーズ次世代の王子様ことSexyZoneの中島健人くんに歌ってもらいたい非ジャニ名曲を紹介する。
[PV] Oikawa Mitsuhiro - Mikka Tsuki Hime - YouTube
及川光博さんの事は俳優さんとして認識されている方がおそらく多いだろう。
しかし彼は元々アーティストであり、アーティストとしての活動が主であった頃は自称王子様であった。*1
陰のイメージを感じるセクシュアルな曲と底抜けに明るい陽のイメージの曲、振り幅が大きく、歌詞が哲学的であるのが特徴だろうか。
シンガーソングライターでありながら一人芝居をしたり、コンサートではアイドル並みの衣装を着込んで踊る。
及川光博さんは凄く要素の多いアーティストなのでそのマルチさはアイドルにつながるものがあるかも知れない。
特に陽のイメージの曲は女性男性に関わらず、かわいいアイドルに歌ってもらいたいものが山のようにある。*2
個人的にはジャニーズに楽曲提供してほしいアーティストTOP3に入る方だ。
「三日月姫」はというと、アイドルに歌ってもらいたい陽の楽曲ではなく、及川光博さんの得意技である隠のイメージのセクシー路線、というかドエロ路線、ドエロファンク。
ファンキーなメロに笑っちゃう程リビドーな歌詞をのせ、及川光博さんの耽美な歌声や表情で表現されるからこそ卑猥にならず、美しくも妖しい王子様が唄う歌になる。
PVはお母様の影響で大好きだという宝塚をイメージした作りになっていてこれまた過剰さが臨界点まで来ている。
普段爽やかで王子様的アイドルを全うする中島健人くん(以下ケンティ)はソロ曲でもその手を緩める事は無い。
いつぞやは私も可愛すぎるソロ曲、CANDYの為にシングルを買ってしまった。
あれを作詞してるんだから自己プロデュース力は半端じゃない。
しかし、そんな彼もいつの間にか21歳。
SexyZoneはまだまだ若いグループなのでまだまだもっと可愛い曲を歌って欲しいけど、ソロだったらダークで思いっきり妖しい王子様にもなってみて欲しい。
ケンティの容姿とキラキラした強い歌声ならきっと爽やかに聴けてしまうだろう。
でもよく聴くとめっちゃリビドーーーーもう!ケンティったら!!(赤面)という体験がしてみたい。
かなりリズムも跳ねてて歌い回しも難しいけれどケンティならきっと歌いこなせるだろう。
2つ目に貼った動画は同じ三日月姫を武道館コンサートで披露した模様だ。
この内容ジャニーズ仕様にしてケンティに完コピしてもらいたいくらい熱い。
コール&レスポンスもめちゃくちゃ楽しそうだ。必見!
【LIVE】ライブ及川光博 ミッチー三日月姫(ベルばら)2006日本舞踏館 - YouTube
千賀健永くんに歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲
作ったものばかりを載せていると、このブログが早々に終了してしまう予感がするので、そろそろはてなブログっぽい記事を書こうかと思った次第だ。
私はジャニヲタキャリアが5年程度しか無いので年齢の割りにジャニーズの楽曲をあまり知らない。
その為、はてなブログでよく目にする『◯◯にカバーしてもらいたいジャニーズ曲』を書こうかと思ったが、知識量が足りないので断念した。
そこで、読んで下さる方の共感を得ずらいのを承知で『◯◯に歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲』を書いてみることにした。
幼き頃より両親と姉の影響で洋楽を中心に聴き、思春期は邦楽ロックに傾倒するも同世代とちょっとズレた好みだった為趣味の友達が出来ず、1人でライブに行き、音楽評論のブログを毎日孤独に更新していた私が書く『◯◯に歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲』は名前の通り名曲しか出てこない。*1
普段ジャニーズ以外の楽曲を聞かない方にぜひぜひ聴いていただきたい!と思う名曲をセレクトできたら良いな、と考えてる次第だ。
前置きが長くなってしまったが第1回目はkis-my-ft2の千賀健永くんに歌ってもらいたい非ジャニーズ名曲。
ノーナリーヴスの「Bad girl」だ。
Nona Reeves "Bad Girl" - YouTube
ノーナリーヴスの名前は知らなくてもヴォーカルで作詞作曲を担当している西寺郷太さんの名前を知っているジャニヲタの方はきっと多いだろう。
smap,V6,KATーTUNに作詞作曲共に提供されている。かつ、自他共に認めるジャニーズファンでもある方だ。
個人的にはV6の「Sexy.Honey.Bunny」の作詞のイメージが強い。
西寺さんは「名曲しか書けない」と言われるほどのメロディーメーカーであり、可愛くてお洒落な歌詞を書く作詞家でもある。
この曲はスローで甘くちょっと切ないダンスミュージック。
優しく甘い雰囲気のメロに千賀くんの高くてウェットで伸びやかな声はとてもマッチしそうだ。
千賀くんといえばアッパーなダンスミュージックでガシガシ踊るイメージがあるかもしれない。
しかし、私はこんなスローな曲でゆるゆると踊る千賀くんが見たい。
大サビ前にはダンスのキメに良さそうな手拍子が入っていたりするので、そこも見せ場になりそうだ。
そして実はこの曲マイケルジャクソンの「Rock with you」に似ている。
というのも西寺さんはマイケルジャクソンについての著作を持つほどのマイケルファンでもあるのだ。
おそらく「Bad girl」は「Rock with you」のオマージュなのかもしれない。
Michael Jackson- Rock With You (HD 1080P) - YouTube
この「Rock with you」をしっとり歌いつつ踊るマイケルの様な千賀くんに私は会いたいのだ。
千賀くん自身も大のマイケルジャクソンファンなので、むしろ「Rock with you」を歌ってもらったらいいじゃないかと言われそうだがそれは違う。
歌詞の世界観にその答えはある。
「Rock with you」の歌詞内容は、ざっくり言うと恥ずかしがってる女の子をダンスホールに誘い出して、夜通し一緒に踊ろうよ。というような感じのもので、
一方「Bad girl」は気まぐれな女の子に恋してしまって翻弄されっぱなし。彼女への思いを燻らせながら夜通し踊る男の子の歌だ。
とにかく何にでも実直に取り組む真面目な千賀くん、アイドルだしプライベートではブイブイ言わせてるのかもしれないが、音楽の世界では女の子に翻弄されるかわいらしい男の子で居てほしい。
だから、千賀健永くんにはノーナリーヴスの「Bad girl」を歌って踊ってもらいたい。
歌詞の大好きな部分を抜き出してみた。パーカッシヴなこの哀しみ…キュンとくるいい歌詞
フィール・ミー! パーカッシヴなこの哀しみ リズムにあわせ、訪れるような日
君へのたいまつ 燃やすよ!「マイ・ベイビーズ・ゴーン!」
踊り出すの? 今夜も、君は「バッド・ガール」
*1:独断と偏見である事は否めない
DVD発売記念和菓子
今年の初めの方にキスマイのコンサートDVD「Kis-My-Journey」がリリースされた際に、友人達と鑑賞会を開くことになった。
バレンタインも近いので何かしらお菓子を作ろうと思った時に閃いて、材料や道具を一から揃えて一気に作った。
Kis-My-Journy DVD発売記念和菓子だ。*1
真ん中にあるレインボーの練り切りのデザインソースは勿論これ。
練り切りの作り方、色の作り方はこの動画で学習した。
How to make Nerikiri ~練りきり・基本の作り方~ - YouTube
レインボーの作り方は定番の紅葉の練り切りの作り方を応用した。
和菓子職人が教える、ねりきりの作り方(秋) - YouTube
馬鹿正直に7色も練り切りを作って混色したが、全ての色を表面に出すのは困難だった。
どうしても1番端の色が内側に入り込んでしまう。
おそらく3〜4色を混色する程度でも充分に満足の行くレインボーが作れるだろう。
他の種類の練り切りはツアーで着用された衣装をテーマに作っている。
黒い帯が2本掛かっているのはメンバーカラーのハッピ衣装。蝶ネクタイは『ダイスキデス』パステルカラーの衣装がイメージ。
基本色付けには食紅を使用しているが、黒だけは練りゴマを使った。
黒が入っているものが味に変化があって美味しかった気がする。
こうやってwebにのせる事が念頭になかったので、沢山作った筈なのに上の写真しか残っていなかった。*2
誠に遺憾。
また何かこういう事をする機会があったらちゃんと写真を撮るように気をつけなければ。
大きい画面
ワッペン型ブローチ
前回のツアーで作ったキャップがお気に入りだったので今回もキャップを作ろうと思っていたのだが、4人組の内2人が参戦服のテイスト上キャップ着用が難しいという事だったので、今回はワッペン型のブローチを作る事になった。
デザインソースはアルバムのジャケットに使われてるタイポグラフィ。
やってるうちに疲れたり、時間がなくなったりで自分用の『KI』は色選択ミス、一部縫いそびれがチラホラしている。反省。
あと、プリンターが故障中なので適当にフリーハンドで作ってしまったのも反省。
なんだか丸っこくなってしまった。
ぎっちりと刺繍をしているけれど、素材は布と糸だけなので服の上につけると軽快さが見た目にも伝わってくる。
27歳にもなってこんなに徹夜を続けることはそう無かったし、そのうちの一晩はファミレスで作業したのもいい体験だった。
隣にはネームを書く漫画家が居て、私も都会に暮らしているのだなぁとしみじみした。
刺繍は得意という訳ではないのだがまだまだ色々と楽しめそうだ。
次に挑戦するときは時間に余裕をもってステッチのピッチを狭くかつ均一にして既製品のクオリティに持っていきたい。
制作工程を軽く写真に撮っておいたのでそれも貼っておく。
チャコペーパーで線を写し取る。
バックステッチで縁取りした後はその内側をひたすらにサテンステッチ。
複数のものを刺繍する際は1個ずつではなく色分けをしたりして満遍なく手を入れていくのが鉄則。
というのも刺繍はやればやるほど短期間でも驚く程上達する。
その為スタートの頃とゴールの頃とではスキルが大きく異なるので1個ずつ完成させると密度や正確性にばらつきが出過ぎて1個目は恥ずかしくて人にあげたり出来なくなる。
切り取って裏に布貼って周りをアウトラインステッチ。
裏にピンを取り付けたら完成だ。
刺繍は不思議と集中力を発揮しやすい手芸で、達成感も味わいやすいし頭がスッキリする。
学生時代テスト前、勉強に取り掛かる前に小さなモチーフ刺繍をやってから勉強を始めたりすることも多かった。
驚異的な追い上げを見せた。
これがもしかして、ゾーンなのか…?← pic.twitter.com/cwJ5mlK4Hx
— ささきか! (@jkhsn) September 15, 2015
驚く程針が早く進んで目もよく見えてどこに針を刺せばいいのかがはっきりと分かる。
目を凝らさなくても一発で針に糸が通せる。
周りの音も全く聞こえない程集中している!凄い!と思った瞬間多量のヨダレがぼとぼとと口から垂れてふと我に返る事が時折ある。
あれはゾーンなのではないかと思うんだが違うのだろうか。
残念ながら根っからの文科系で、スポーツでのゾーン体験は皆無の為、あれがゾーンなのかどうかは私には判別出来ない。でもゾーンだと信じたい。
あれがゾーンだと仮定するなら、スポーツでゾーン体験するより刺繍でゾーン体験する方がとても簡単だと思われる。
この秋は痛い刺繍でプチゾーン体験してみてはどうだろうか。
余白の芸術(現代アートではなくBLの話)
宮田俊哉くんと玉森裕太くんのユニット曲『BE LOVE』のコンサート演出を見て、色々思う事があった。
ダンスより本人達の絡みを重視したパフォーマンス自体は正直個人的にはピンとこなかった。
しかし、曲はアイドル声優が歌ってるアニメのEDみたいで私はお気に入りだし、何より演出がかなり作り込まれていた。
映像では玉森くんと宮田くんが描かれたBLコミック雑誌が出てきて、漫画のストーリーが流れていく。
あわせて2人が白シャツでくっついてる写真も流れていた。
設定はBLマンガ雑誌だったけど、ジャニーズアイドルにやられるとやっぱりただのBLじゃなくて本人達をモデルに二次創作された同人誌を連想してしまう。*1
漫画アニメの二次創作よりアイドルの二次創作はデリケートなものとして扱われているので公式でこんな事してくるなんて宮玉はジャニーズ界のCLAMPになりたいのだろうか。*2
もう一つ演出で驚いたのは衣装。
私はBE LOVEの衣装について思ってる事がある。私と同じ気持ちの人が居ないか「BE LOVE 衣装」で検索したのに同じ見解の人出て来ない!
— ささきか! (@jkhsn) September 19, 2015
BE LOVEの宮田くんの衣装はリボンタイが可愛いけど、それ以前に黒で中にベスト着て燕尾である事に着目。これは花婿衣装から着想していると思う。玉森くんの衣装は白いツイードでノーカラー、ポケットや袖口に黒のパイピング。これはシャネルスーツから着想していると思われる。つづく→
— ささきか! (@jkhsn) September 19, 2015
つづき→幅が広くとろみ素材を使用したパンツはドレスを意識していると思う。インナーのシャツはジャボ付き。ジャボは元々はメンズアイテムだけど、素材感的にこれもレディースアイテム風。よって、女性のフォーマル転じて花嫁から着想していると思われる。BE LOVEで玉ちゃんほぼ女装やで!
— ささきか! (@jkhsn) September 19, 2015
BL漫画って同性を好きになる事に戸惑いつつも人生のパートナーとして相手を認め、静かに同棲する、養子縁組する、みたいな真面目派と好きになっちゃった!結婚しちゃえ!女装もしちゃうし何なら子供も出来ちゃったよ!あははwwみたいなぶっ飛び派に分かれると思うが、宮玉は完全に後者だったなと。
— ささきか! (@jkhsn) September 19, 2015
Twitterで連投しまくってしまった。
とにかく、女性性を意識した玉森くんの衣装は女装以上に女性的で価値が高いと思ったし、これを女装と捉えたら宮玉の世界観は最後のツイートの通り、ぶっ飛び側のBLになるわけでなかなか凄い冒険だと思った。
それは後者のタイプのBLを嫌う人はBL好きにも多いからだ。しかも女装してる玉森くんの方が宮田くんより背も高いしマッチョなわけだから、これは完全に玄人向けのBLだ。*3
公式でここまで挑むのは何故なのか。逆にBLの世界観というものをあまり知らないからこそ出来てしまった事なのかもしれない。
かくして東京ドームは阿鼻叫喚に包まれたのだが、その先にあった藤北のユニット曲『証』の後にふいに始まった『FIRE!』がその更に上の断末魔を引き出したのを見て思った。
余白が必要だ。
完全に演出し過ぎると想像の余地が減ってしまい、与えられたものを受け取る事しかできなくなってしまう。
藤ヶ谷くんと北山さんの『FIRE!』における余白はキッチリとパフォーマンスを見せていく中でお互いを見てるのに全く視線がぶつからない様であったり、物理的な距離感だったりするのだろう。
その余白が藤北を『尊い』と形容させるのかもしれない。
公式らしくヲタクに想像の幅を持たせてやる余裕みたいなものが備わればコンサート版BE LOVEはより良い物になったのかもしれないと感じた。
終始偉そうな事ばかり言ってしまったが、隣にいた玉担の友人は私にしがみついて絶叫していたし、満足のいく人の方が絶対的に多かったと思う。
欲を言えば、の話を長く書き過ぎてしまった。
因みに題名の『余白の芸術』は韓国の前衛芸術作家リーウーファンの著作から取ってみた。
リーウーファン氏は真っ白い画面に点や線をスーッと描いたすごくシンプルな作品を制作されている。
これが作品なのか?と思う人も居るかもしれない程のシンプルさだが、その広い余白があるからこそ描かれた点や線に緊張感や神聖さが宿るのだ。
この余白というものは、日本では『間』とも言われる。
絵画でもお笑いでも必要だけれど、アイドルに
も必要な時があるんだな、恐らく東洋では特に。と思ったので拝借してみた。
こんなところで引き合いに出してしまってウーファンを好きな方がいらっしゃったら申し訳ありません!でも私もウーファン大好き!でもホモも好き!